無料とサブスクは最強のユーザー第一主義
無料とサブスクは最強のユーザー第一主義。
なぜかと言うと、そうしないと売れないからです。 今日はそんな話をしようと思います。
僕たちは、Googleの素晴らしいアプリを毎日無料で使っています。
そして、安い月額料金でNetflixの映画を毎日観ています。
タダが当たり前、サブスクが当たり前になってしまったんです。
なのにわざわざ高いお金を一括で払ってアプリを購入する人がどれほどいるでしょうか?よほどGoogleがやっていない(あえてやらない)分野のアプリでないと買わないでしょう。
映画もしかりで、クオリティの高い映画を自宅にいながら観れるのにわざわざ映画館に足を運ぶ人はどれほどいるでしょうか?「映画は映画館で観ないと本当の良さはわからない」というのもわかりますが、現実をみると、実際に僕は映画館に行かなくなりました。
それは最強のユーザー第一主義だから
結局お金を払うのはユーザーです。ユーザーはその商品・サービスに価値を感じるからお金を払います。ユーザーが感じる価値は「便利」「問題解決」「嬉しい」「楽しい」「気持ちいい」「時間短縮できる」など様々です。
そしてネット時代は、その価値を簡単に比較できる時代です。同程度の価値ならより安いところで買うでしょう。そこに同じまたはそれ以上の価値のあるものを無料で提供するときたら、ユーザーにとっては最強にありがたいですよね。
無料でなくても、高価な商品サービスを一括払いしなくて、いつでも解約可能なサブスクで購入でいるのもユーザーにとってはありがたい。
提供側にとって無料は難易度が高い
Googleのような広告モデルを物売り物作りビジネスで構築するのは難易度が高いです。広告モデルはある程度のスケールがないと広告主がつきませんからね。それに物売り物作りビジネスでは広告を作るのにも費用がかかるしペイしにくいでしょう。
ただマーケティングとしての無料の活用はできます。何かを無料で提供して潜在的な見込み客を取り込み、売りたい商品サービスに関心をもってもらうというのはよくみる無料マーケティング戦略です。
提供側にとってサブスクのメリットとデメリット
ではサブスクはどうよ?という事ですが、サブスクは商品サービスの支払い時期をずらしてユーザーの負担を軽減するものですが、提供側としては商品サービスを気に入って貰えば継続的な収入になり将来的には製作・開発費用を回収できるというメリットがあります。
デメリットとしてはサブスクはいつでも解約できてしまうので、製作したものについては非常にリスクがあります。例えば、自動車をサブスク提供したは良いが1ヶ月で解約されたら困るでしょう。(なのでかなり厳しいシバリをつけないとできない)
つまりサブスクは、その商品サービスの限界コストがO円に限りなく近い場合においてのみ可能になるものだと思います。
サブスクはIT系だから可能
アプリをネットで提供する場合は、限界コストが限りなく0に近くなります。
ところで、僕が思うにIT系のサブスクには2種類あって「ネトフリ型」と「アドビ型」です。
ネトフリ型は会員制で会費を毎月サブスクでとってます。
アドビ型は、アプリを使用した期間だけ使用料をとってます。最近はファイルメーカーもアドビ型のサブスク販売をしてるようですが詳しくは知りません。
ちなみに、カンタンProはアドビ型でサブスク販売しています。ユーザーのメリットを考えてそうしています。
まぁ、最後は宣伝になるというわけでした。あばよ!