ファイルメーカーのカスタムAPPをサブスクで販売する方法
今日の話は何かというと、「ファイルメーカーのカスタムAPPをサブスクで販売する方法」です。カンタンPro1.3はそれを実現しました。ざっくりと説明してみますね。
ファイルメーカーのカスタムAPPをサブスク販売するのに必要なもの
- カスタムAPPでREST API に対応する
- Word Pressサイト+WooCommerce+STRIPEでECサイト構築
- WooCommerce→カスタムAPP REST API でJSONデーターを取得
- カスタムAPPでJSONデーターを料理する
カスタムAPPでREST API に対応する
ファイルメーカーのカスタムAPPは、ユーザーのローカルのパソコンにインストールしたファイルメーカープロ上で動作します。これにサブスクリプションでの定期購入を実装するには決済システムと連携させる必要があります。
決済システムと連携させるには、REST API という仕組みを使います。ファイルメーカーでは「URLから挿入」というスクリプトステップがありバージョン16からREST API を受信するためのcURL(カール)オプションが利用が可能です。
Word Pressサイト+WooCommerce+STRIPEでECサイト構築
Word PressにWooCommerceをインストールしてWooCommerceの決済設定でSTRIPEと連携します。予めSTRIPEアカウントを取得する必要があります。
WooCommerce→カスタムAPP REST API でJSONデーターを取得
WooCommerceでWebhook+REST APIを作成し、エンドポイントとキーなどを取得しカスタムAPP側でURLから挿入スクリプトを使ってAPIを叩いてJSONくんを取得する。あとは、ファイルメーカーの機能でなんとでも料理できます。
カスタムAPPでJSONデーターを料理する
JSONの料理方法は以下を参考にしてください。
https://help.claris.com/ja/pro-help/content/json-functions.html
WooCommerceから取得したJSONには販売に関する様々な情報が入っています。これらはJSONGetElementで目的の情報を取得して$JSONなどの変数に入れて…と、三枚におろすなり焼くなり揚げるなりしてください。
まとめ
ファイルメーカーのカスタムAPPをサブスク販売できたらクリエーターにとって継続した開発資金を得られます。カスタムAPPを作ったはいいが売り切りで販売していたクリエーターさんにお役に立てればと思いこの記事を書きました。非常にざっくりした内容で申し訳ありません。
いずれカンタンProサイトでSAMPLE APPを公開しようと思いますのでお楽しみに!